大規模木造の内装

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大規模木造

押部谷東地域福祉センター(平成31年1月竣工)

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工 期 平成30年5月12日~平成31年1月31日
工事場所 神戸市西区
構造・規模 木造 平屋建て
敷地面積 2,871.65平方メートル
建築面積 286.96平方メートル
仕上概要

【外部】
屋根:亜鉛合金めっき鋼板大和葺き(屋根通気工法)
外壁:窯業系サイディング張り(金物留め、外壁通気工法)

【内部】
床:フローリング・ビニル床シート・タイル・コンクリート直均し仕上
壁:クロス・織物クロス・化粧ケイカル板・フレキシブル板
天井:杉羽目板・ケイカル板・化粧石膏ボード・グラスウール吸音材ガラスクロス額縁貼り
※機械設備工事・電気設備工事は別途工事

施工の背景

平成31年1月末に竣工いたしました押部谷東地域福祉センター新築工事は、近年では珍しい純木造建築です。 戦後、昭和25年に都市建築物の不燃化の促進に関する決議や昭和30年の木材資源利用合理化方策により非木造化が推進されてきた折、昭和34年には伊勢湾台風の際の木造住宅への被害で木造建築は深刻な被害をうけるなどの影響から、昭和60年までの約25年間、大型木造建築は建設されなくなってしまいました。
しかしその後、国の方向転換があり、地球温暖化の防止・森林を有する国土の保全・地域経済の活性化に貢献すること等を目的とし、平成22年には公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が施行され、保育園・幼稚園・学校の木造化、木質化の推進される事となりました。

神戸市では、平成28年に神戸市の公共建築物における木材利用促進に関する方針が施行されており、以下のような意義と効果があるとされています。

明石土建がその意義と効果を十二分に理解して体現した結果、本工事は強度と安全性を持ち、且つ、温かみのある建物が実現いたしました。


COLUMN
コラム

木造建築の強度と安全性を高める「KES構法」とは?

日本で最初に開発・標準化された「木造建築における接合金物工法」のことです。
木造建築の最大の弱点と言われていたのが接合部分であり、伝統的な在来軸組工法では「仕口」や「継ぎ手」の加工が必要となり、構造的に重要な柱や梁を削り取る加工が一般的でした。
その為、本来木材がもっているはずの強度を弱めてしまっていたのです。

しかし1974年の誕生以来、改良を重ね続けているKES構法では、その最大の弱点をオリジナルの接合金物を用いることで徹底的に強化され、驚異的な強度と施工性の向上を実現いたしました。

KES構法

これにより大空間や大スパンといった、在来軸組工法では難しかった自由な設計が可能となりました。
その強度や安全性は、阪神・淡路大震災以降の大災害においても証明しており、保育園・幼稚園・学校の木造化、木質化にも貢献しているのです。

本工事はこういった技術を用いる事により、明石土建が純木造による大規模建築を実現するに至りました。

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